CD輸入権問題、そしてインターネットへの絶望と希望

例のCD輸入権問題で、衆議院で審議が始まるなど、最近かなり動きが活発になっている。
詳しくは上の特設リンクなどをご覧頂きたいが、そんな中でこのような話が出てきている。
http://blog.livedoor.jp/memorylab/archives/727673.html
要約すると「CCCDを批判した音楽評論家がレコード会社から取材拒否等を受けている」という話である。
確かに、批判者を力でねじ伏せるやり方は当然好ましくないし、業界自身のためにもならないとは思うが、そんなことは昔からのことで、今更取り上げることでもないとも思う。
ここではむしろ、今までは闇に葬られていたこのような話が表に出てきたことに希望を見出したい。
インターネットは便所の落書きとよく言われる。2chのニュース速報系の板を見てるとそのことを実感できるし、世論を暴走させる*1片棒を担いでいる点では落書きより質が悪い。
しかし、インターネットには世界を良い方へ向ける力もあるのである。

*1:一番最近だと拉致被害者家族会への非難、少しさかのぼるとイラク人質家族への(以下同文)。どちらも政府(首相官邸)の意向に沿っている(ソースは5/31発売の週刊ポスト)様なのが気味が悪い。