一昔前の格安航空券価格

図書館に「最新版格安海外旅行術」という本があったので借りてきた。
最新版とは言うものの1995年11月24日発行なので、10年近く前の本なのだが、内容が違和感ありまくりなので抜粋してみる。

  • いきなりTCATの広告が出ている。「スピーディーが自慢の出国審査」とか書いてある。まさか廃止されるとは思ってもいなかっただろう。
  • 全体的に航空券が高い。例を挙げると、ロサンゼルス5万円台(3万円台)、ソウル2万円台(1万円台)、香港4万円台(3万円台)、台北4万円台(2万円台)、シンガポール4万円台(2万円台)、ヨーロッパ8万円台(5万円台)などで「激安」とか書いてある(( )内は現在の底値)。
  • 米系航空会社の就航都市がかなり異なる。NWがシカゴに飛んでいたり、AAがシアトルに飛んでいたりする。DLに至ってはLAXとPDXになっていてぜんぜん違う(なぜかATLは書いていない)。
  • 「サベナベルギー航空」「アンセットオーストラリア航空」など、つぶれてしまった航空会社が出てくる。
  • 後の方に旅行会社の広告が載っているのだが、「四季の旅社」など、つぶれてしまった会社の広告が出ている。